島薗進 著 -- 朝日新聞出版 -- 2023.10 -- 910.2

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所蔵館 場所 棚番号 請求記号 資料コード 貸出利用 状態
本館 3階人文 26 /910.2/シマ/1211647 1112116470 閲可 貸可 協可 個人貸出

資料詳細

タイトル 死生観を問う
副書名 万葉集から金子みすゞへ
叢書名 朝日選書
著者 島薗進 著  
著者標目(個人) 島薗, 進 ,1948- ,著者
出版地 東京
出版者 朝日新聞出版
出版年 2023.10
ページ数 335p
大きさ 19cm
一般件名 日本文学 , 生死 , 死生観 -- 歴史 -- 日本
内容紹介 内容紹介(長文) : 〇「あなた自身の死生観」のために最適の書。「魂のふるさと」「無常」「孤独」「悲嘆」「慰霊・追悼・鎮魂」「桜」「うき世」を鍵言葉として大伴旅人、山上憶良、菅原道真、紀貫之、西行、芭蕉、一茶、折口信夫、金子みすゞ、漱石、金子兜太……の作品を読みこむ。〇宗教学、死生学の第一人者で、グリーフケア研究を担ってきた著者にとっても、加齢とともに死、喪失、別れは、切実さがます。本書は宗教の教える死生観、詩歌や物語を手がかりに、現代から古代へ、古代から現代へと往還しながら、今を生きる私たちが自分なりに腑に落ちる死生観を問い直すための見取り図だ。歌人にして宗教民俗学者の折口信夫は「魂のふるさと」に注目して、古代人の死生観をさぐり小説『死者の書』へ、同時期に詩人の金子みすゞは喪失と祈り、死の彼方を童謡歌詞でうたった。「無常」を知る系譜は、子どもの死に親の哀切な心のあふれる一茶の『おらが春』、桜を通してはかない命を歌った西行、死の瀬戸際を経験して安らぎを見いだした漱石の漢詩へとたどる。「あなた自身の死生観」の手助けになる最良の一作。
ISBN13桁 978-4-02-263128-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
分類番号 910.2