和泉悠 著 -- 筑摩書房 -- 2023.8 -- 801.01

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 場所 棚番号 請求記号 資料コード 貸出利用 状態
本館 3階ティ Map R11 テコ/801.01/イス/1209903 1112099038 閲可 貸可 協可

資料詳細

タイトル 悪口ってなんだろう
叢書名 ちくまプリマー新書
著者 和泉悠 著  
著者標目(個人) 和泉, 悠 ,1983- ,著者
出版地 東京
出版者 筑摩書房
出版年 2023.8
ページ数 147,11p
大きさ 18cm
非統制形件名 言語哲学
形式件名 児童図書
内容紹介 内容紹介(長文) : 悪口はなぜ悪いのかを問われた時、シンプルに「人を傷つけるから」といった理由が思い浮かぶかもしれない。たしかに子供のころに「そんなこと言われたら傷つくでしょ」といって、悪口をたしなめられることはあるだろう。ただしそれだと悪口の悪さを十全に説明できているとはいえない。たとえば、褒めたつもりなのに、悪く捉えられてしまった言葉は悪口とはいえないからである。では、悪口とはなにか? それは人のランクを下げる言葉である。ある人のランクを下げて、この人はなめていいですよと合図を出すことで、他の人からも同じような扱いを受けるというところに悪口の問題点はあるのだ。そのため、相手が自分より下ということ、たとえば人間より下ということを指し示すため、ほかの生物を指す言葉が悪口では用いられることが多い。「なめくじ」「ザコ(雑魚)」といった言葉が悪口になりやすいのはそういった理由があるのだ。本書は悪口の根本を問い、それは他と何が違うのかを明らかにする。
ISBN13桁 978-4-480-68459-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
分類番号 801.01