堀邦維 著 -- 書肆侃侃房 -- 2023.3 -- 910.26

所蔵

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所蔵館 場所 棚番号 請求記号 資料コード 貸出利用 状態
本館 3階人文 Map 27 /910.26/ホリ/1215395 1112153956 閲可 貸可 協可

資料詳細

タイトル 海を渡った日本文学
副書名 『蟹工船』から『雪国』まで
著者 堀邦維 著  
著者標目(個人) 堀, 邦維 ,1954- ,著者
出版地 福岡
出版者 書肆侃侃房
出版年 2023.3
ページ数 237 p
大きさ 19 cm
一般件名 日本文学 , 翻訳文学 -- 歴史 -- 明治以後
内容紹介 内容紹介(長文) : 日本の現代文学が海外の読者の目に触れるようになったのは、いつ、いったいどのようにして?次々に明らかになっていく戦前戦後の日本文学への知られざるまなざし。推理ドラマをひもとくようなスリリングな展開に思わず読み進まずにいられない。村上春樹、多和田葉子、小川洋子、川上未映子へと続く、海外における日本文学人気の源泉はどこにあるのか。著者はイギリスの「エンカウンター」誌に掲載された吉田健一による英文書評記事を目にしたことをきっかけに、海外において日本文学が受容され人気を得た過程に強い関心を抱く。1950年代の新聞・雑誌を読み継ぎ、太宰治の英訳作品、小林多喜二の『蟹工船』と辿るうちに、著者は日本文学を照らし出す海外からの光を見い出す。小林多喜二の『蟹工船』が日本の現代作品で初めて英訳出版されたのはなぜか、そしてドナルド・キーンに並ぶ戦後の日本文学人気の立役者、エドワード・サイデンステッカーと川端康成『雪国』の関係とは。海外の日本文学発掘の経緯をひもとき、日本現代文学史に新たな視野をもたらす一冊。
ISBN13桁 978-4-86385-563-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
分類番号 910.26