岸本尚毅 監修 ; 西原天気 編 -- 草思社 -- 2023.3 -- 911.307

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本館 3階人文 Map 28 /911.3/オン/1205520 1112055202 閲可 貸可 協可

資料詳細

タイトル 音数で引く俳句歳時記 春
著者 岸本尚毅 監修 ; 西原天気 編  
著者標目(個人) 岸本, 尚毅 ,1961- ,監修者
出版地 東京
出版者 草思社
出版年 2023.3
ページ数 185,13p
大きさ 19cm
一般件名 俳諧 -- 用書
内容紹介 内容紹介(長文) : 良い季語を思いついたのに、五七五の定型に合わない。そんなときにとても重宝な俳句歳時記です。定型を大切にしながら季語を生かす句づくりに必携。――監修者・岸本尚毅定型にどう収めるかには音数がまず大事。いままで多くの人がひそかに悩んでいた音数と季語の問題をはっきりとさせ、実作に役立つように考案された画期的歳時記。「蚊」(か、1音)から「童貞聖マリア無原罪の御孕りの祝日」(どうていまりあむげんざいのおんやどりのいわいび、25音)まで、音数ごとに季語をまとめた、これまでにない歳時記。(この長い季語は正木ゆう子「童貞聖マリア無原罪の御孕りの祝い日と歳時記に」の遊び句に使われている。)俳句実作(5・7・5に調整)において、音数は決定的に重要です。例えば、紫陽花(4音)はそのままでは下五に使えず、濃紫陽花(こあじさい・5音)で音数を調整する。牡丹(3音)を「ぼうたん」と読ませて「ぼうたん+切字や」で上五に使う。こうした音数調整は、実作では通常作業として俳人に定着しています。あるいは、12音(5・7、7・5)をまず作り、5音の季語をくっつけるといった作業も同様です。そこで、音数ごとに季語がまとまっていれば、きわめて便利な作句ツールとなります。これまで、音数でまとめられた歳時記は管見の範囲で存在しません。なぜなかったといえば、おそらく、そうした「実用」は、文芸=芸術の態度とは相容れないとみなされたからです。しかしながら、俳人のアタマの中では「音数優先」で思考が動くことはきわめて多い。この歳時記は、俳人の「実際」のニーズに応えるものです。音数ごとに季語を立項し、最低限の解説(解説のない項目もアリ)と最低限の例句を掲載。【同義】【類義】【関連】の季語も併記(立体的構成)。例3音 斑雪(はだれ)まばらに積もった春雪。 【同義】はだら(3音)、はだれ雪(5音) 【関連】斑雪野(4音)斑雪山(5音)[刊行形式]春、夏、秋、冬・新年と4分冊の刊行予定。まずはこの「春」編を刊行。
ISBN13桁 978-4-7942-2640-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
分類番号 911.307