デスピナ・ストラティガコス 著 ; 川岸史 訳 -- 草思社 -- 2023.2 -- 238.94

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資料詳細

タイトル ナチスの北欧幻想
副書名 知られざるもう一つの第三帝国都市
著者 デスピナ・ストラティガコス 著 ; 川岸史 訳  
著者標目(個人) Stratigakos, Despina ,著者
出版地 東京
出版者 草思社
出版年 2023.2
ページ数 405p 図版16p
大きさ 20cm
一般注記 原タイトル: HITLER'S NORTHERN UTOPIA
一般件名 世界戦争 (1939-1945) , 都市計画 , ナチズム -- 歴史 -- ノルウェー -- 1914-1945
内容紹介 内容紹介(長文) : ヒトラーは、北欧のフィヨルドに何を幻視していたのか。今明かされる、「もう一つの第三帝国都市」の衝撃。ナチスにとって、ノルウェー人はそのナチス的世界観の人種ヒエラルキーの頂点にある存在であった。そのため、ナチスはノルウェーをほかの占領地とは異なる扱いにしたにとどまらず、その地をもう一つの第三帝国の重要都市に改造するという、異様な建築・都市計画の構想を持っていた。一方的にナチス様式を押し付けるのではなく、自発的に第三帝国の様式に染まるように仕向けるなど、ほかの占領国と全く異なる態度によって生み出された建築、都市インフラは、どのようなものであったのか。また、ヒトラーをはじめ、シュペーア、ヒムラー、ゲッペルスといった要人たちは、計画に対してどのような思惑を抱いていたのか。そのナチスの様々な計画に対して、現地ノルウェーの人々、なかでも建築家はどのような態度だったのか。そして、その計画が現在に残したものとは、何か。ノルウェーのアーカイブを利用して、スーパーハイウェイ、兵士の家、レーベンスボルン、ニュー・トロンハイムといった計画を詳細に読み解き、ヒトラーの構想した「もう一つの第三帝国」の全貌を明らかにする。図版多数収録。1 北欧を美化する過程:ナチス占領下のノルウェーに関するドイツの報道記録  2 新秩序のノルウェー:スーパーハイウェイ(高速道路)からスーパーベビー(優等人種の子供たち)までのインフラ構築  3 ドイツ人気質の島々:占領下のノルウェーにおける兵士の家  4 ノルウェーの町のナチ化:戦時下の都市生活と環境の形成  5 フィヨルドに築くゲルマン都市:ヒトラーのニュー・トロンハイム計画
ISBN13桁 978-4-7942-2625-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
分類番号 238.94