川島真, 小嶋華津子 編 -- 東京大学出版会 -- 2022.10 -- 312.22

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所蔵館 場所 棚番号 請求記号 資料コード 貸出利用 状態
本館 4階社会 Map 29 /312.22/シユ/1201495 1112014952 閲可 貸可 協可

資料詳細

タイトル 習近平の中国 =
副書名 Xi Jinping's China
叢書名 U.P.plus
著者 川島真, 小嶋華津子 編  
著者標目(個人) 川島, 真 ,1968- ,編者
出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版年 2022.10
ページ数 188p
大きさ 21cm
内容細目注記 中国経済はバブルだったのかもしそうならバブルは弾けるのか
場所件名 中国 -- 政治
個人件名 習, 近平
内容紹介 内容紹介(長文) : 異例の3期目にはいる政権は何をめざすのか?経済発展、少子高齢化、イノベーション、環境問題、統治体制、民主化、人民解放軍、新疆ウイグル、香港、台湾、外交戦略、日中関係など様々な課題・政策・理念を最新の知見をもとに分析し、今後を見通す中国研究の最前線。【「はじめに」より】習近平政権の輪郭を理解することはある程度できるのだが、日本から見ていると中国はわかりにくい。日本社会には、中国は分裂するものであるとか、社会にまとまりがないとか、権力闘争があるとか、一君万民、上位下達であるとか、さまざまな見方が流布している。隣国ゆえの経験則の結果だとも言えるだろう。一度、共青団vs太子党vs上海派という伝統的な認識と共鳴する見方が広がると、なかなかそこから脱することができない。また、近代以降に日本が身につけた西洋近代、先進国的価値観や、冷戦期前後に形成された、社会主義、共産主義への懐疑も根強い。そして、日中間の(すでに中国側にも、日本の若年層にもないかもしれない)ライバル意識があるためか、日本を抜き去る/去った中国への懐疑や衰退願望などもあるのかもしれない。いずれにしても、中国を観る際には、さまざまな「眼鏡」が網膜の前に立ちはだかり、またいろいろなバイアスが思考のプロセスに入り込んでいるようでもある。これはその日本社会で中国研究をおこなっている研究者にも言えることかもしれない。
ISBN13桁 978-4-13-033306-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
分類番号 312.22