内村 剛介/著 -- 恵雅堂出版 -- 2012.3 -- 081.6

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本館 3階人文 Map 55 /081.6/ウチ/1046169 1110461697 閲可 貸可 協可

資料詳細

タイトル 内村剛介著作集 第6巻
巻の書名 日本という異郷
著者 内村 剛介 /著, 陶山 幾朗 /編集・構成  
出版地 東京
出版者 恵雅堂出版
出版年 2012.3
ページ数 624p
大きさ 22cm
内容紹介 わが国の論壇、ロシア文学界に大きな影響を与えた内村剛介の文業を集大成。第6巻は、戦後、長い抑留生活から帰還した著者の、その眼差しに映じた日本への違和感を表出した文章群を収録。巻末に解説・解題を付す。
ISBN13桁 978-4-87430-046-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
分類番号 081.6

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
安保闘争の“総括” 11-13
安保闘争のアイデア・マンへ 14-16
情況にとってまことに残酷なこと 17-22
頽廃への黙契 23-30
流亡と自立 31-33
ジャパンの“反抗的”ペット 34-37
敗残兵の思想 38-49
市民 50-53
「順法」と「革命」の逆説 54-56
駈けくらべする真夏の昼の奴隷たち 57-66
いま何が問われているのか? 67-72
明るい廃屋 73-91
ノンポリ・ラジカルは定着する 92-99
国家は棄民する 100-111
明るい暗殺者の群れ 112-121
戦中・戦後・戦無 122-128
反ディアローグ・“反近代” 129-136
ジャングルとジャパンをつなぐニヒリズム 137-140
時間ニヒリズムと日本人 141-146
戦後思想の「勝者」たち 147-149
名なしの時代の鬼子たち 150-156
雄々しく哀しい亡命 157-159
宗教・人間・国家 160-166
「ジャリクラシー」とデモクラシー 167-172
巨大で空虚な中枢の出現 173-176
亡国について 177-179
戦前、戦中、戦後、戦無ということば 180-183
八月の青空の雲は… 184-191
ワレサと「わるさ」 192-194
「ただの人」の勇気を 195-199
文学メダカは群れたがる 200-202
『連帯』に連帯するとは何か 203-208
憲法第九条断想 209-216
忘却の構造 217-219
異常増殖をとげる「ジャリクラシー」 220-224
ゴッド・ブレス・クリミナル・ソシアリズム 225-232
或る河上肇拾遺 235-238
秘密活動(コンスピラシー)はやはり悖徳である 238-243
呪文の思想家を拒否す 244-248
ニヒリストの饒舌 248-253
牛刀好考 254-256
魯迅に屈する竹内好 256-265
孤立と狂気 266-269
ゾルレンの“フェチシズム化”の根源 269-274
村上一郎追悼 274-276
胸に拠る知的アリストクラシー 277-282
著者への手紙 282-286
「人間の自然」への回帰 287-290
ついにユリイカは訪れず 290-292
“ヴレメンシチク”の無思想圏 293-295
戦中派の“実存的焦燥感” 296-297
きまじめなざれごと 298-306
雑でない雑文 306-308
「時代の勝負師」の本領 309-312
戦争と吉本隆明 313-323
傍白としての所感 323-325
下等な真理・高等な欺瞞 325-328
徒党の検閲 329-331
その存在論 332-338
日本民俗学は「誇りの学」 339-344
谷川健一のメタモルフォーゼ 344-351
二葉亭四迷 355-379
愚図・実業の系譜 379-382
二つの「落葉」 382-385
パロディ・リアリスト 386-400
未熟と成熟 401-410
日本文学の正系に属す 411-415
菊池寛の“正直” 415-418
表現へのこだわり 419-429
異いはその狂いざま 429-447
自然の向う側を 448-460
柊の貌に 460-473
ウソの哀感 474-483
愛執の色 484-496
幻想は宿命 497-509
内村鑑三との邂逅と別れ 510-519
“耽美”の情況 520-528
亡びの道の道標、戦後文学 529-543
ナショナルな中野重治 544-547
虚無が美学を喰う 548-550
長谷川四郎・くすんだこころ 551-560
四郎をロシア現代作家のなかへ措く 560-574
時代と向き合うラジカル・デラシネ 575-587
コロンの眼 587-589
解説=内村剛介を読む 岡本 雅美/著 591-608