小泉 浩一郎/著 -- 翰林書房 -- 2009.5 -- 910.268

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 場所 棚番号 請求記号 資料コード 貸出利用 状態
本館 3階人文 27 /910.26/ナツ/1036154 1110361548 閲可 貸可 協可 個人貸出

資料詳細

タイトル 夏目漱石論
副書名 <男性の言説>と<女性の言説>
著者 小泉 浩一郎 /著  
出版地 東京
出版者 翰林書房
出版年 2009.5
ページ数 366p
大きさ 22cm
個人件名 夏目 漱石
内容紹介 漱石は、その男性中心原理的な国家像、世界像の内部に「女性の言説」を呼び込み、明治的世界像を超克するために闘った作家だった。漱石の作品を通し、「男性の言説」と「女性の言説」の対立・拮抗のドラマを分析する。
ISBN13桁 978-4-87737-283-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
分類番号 910.268

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
漱石と鷗外 7-21
『坊つちゃん』の構造 25-49
『草枕』論 50-64
『野分』の周辺 65-76
観念と現実『野分』論 77-98
『三四郎』論 101-147
(付)『三四郎』の時計台 148-153
『門』・一つの序章 154-191
『彼岸過迄』をめぐって 192-219
(付)『彼岸過迄』の時間構造をめぐる補説 220-228
相対世界の発見 229-240
漱石『心』の根底 241-254
(付)戦後研究史における「漱石と『明治の精神』」 255-262
『心』から『道草』へ 265-286
『道草』の言説世界 287-309
『明暗』の構造 310-317
臨終前後 318-327
漱石論をめぐる二つの陥穽 331-335
『私の個人主義』の位置づけをめぐり 336-354
講演『模倣と独立』の本文の取り扱いをめぐる疑問 355-359