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【俳諧】 枇杷園随筆

枇杷園随筆

枇杷園随筆:1103267591 (PDF 22.22MB)

  • 書名 枇杷園随筆 (びわえんずいひつ)
  • 巻数 1巻
  • 著者名 士朗(しろう)/著
  • 出版書写年 文化7年(1810年)刊
  • 数量 1冊 49.5丁(版心:「一」・・・「四」,「一」・・・「四十四」,なし1丁)
  • 書型(寸法) 半紙本(23.0×16.2cm)
  • 注記 書名は巻首題による。外題(題簽)および『日本古典籍総合目録』の統一書名も同じ。著者名は『日本古典籍総合目録』の統一著者名による。
  • 内容 松尾芭蕉及びその高弟に関する逸事遺文等を記したもの。著者井上士朗の直接目に触れたものや門人が旅行中に見聞したものを筆記したものなど、全二十八項目。
    井上士朗は、尾張春日井郡守山村(名古屋市守山区)生まれの俳人、医師。全国に名が知られ、俗謡に「尾張名古屋は士朗で持つ」とうたわれるほどであった。
  • 序・跋・奥書等 秋舉・大蘓序、五道跋 刊記「五道/秋舉/大蘓同校/文化七年庚午秋九月」
  • 蔵書印等 巻頭に丸い朱印あり「四丁庵蔵書」(鵜沢四丁旧蔵 )
  • 備考 『和露文庫俳書目』には、五道の跋があり、かつ「文化七年/永楽屋東四郎」の刊記を持つものが記載されている(わ202-43)。しかし、それを引き継いだとする『綿屋文庫連歌俳諧書目録』には、「永楽屋東四郎」の記述はない。同目録記載の別本(わ202-86)、東京大学駒場図書館および京都大学附属図書館所蔵本も、当館所蔵資料と同じく、五道の跋があり、刊記に「五道/秋舉/大蘓同校/文化七年庚午秋九月」とのみ記されているものである。一方、『綿屋文庫目録』(わ202-44)や岩瀬文庫DBには、五道の跋がなく、無刊記の版が記載されている。
  • 文献 『古典俳文学大系 16 化政天保俳諧集』(集英社,1977年)資料ID:1102536013 58~72頁に翻刻あり(底本:大礒義雄氏蔵)
    『日本俳書大系 14 』(日本俳書大系刊行会,1927年)資料ID:1102539982 121~139頁に翻刻あり(底本不明)
    潁原退蔵著 『潁原退蔵著作集 第19巻』和露文庫俳書目(中央公論社,1980年)資料ID:1102469494
    天理図書館編輯『綿屋文庫連歌俳諧書目録』(天理大学出版部,1954年)資料ID:1101826019
    西尾市岩瀬文庫古典籍書誌データベース(試運転)http://www.city.nishio.aichi.jp/nishio/kaforuda/40iwase/index.html(2014年3月20日確認)
  • 請求記号Wラ/A940/イ

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