【宗教】　国内神名帳

書名国内神名帳（こくないじんみょうちょう）
巻数1巻
出版書写年文政13年（1830年）国府宮威徳院蔵本を転写し、犬山針綱神社神主赤堀氏蔵本の転写本と合冊
数量1冊　43丁（墨付き41丁）
書型（寸法）大本　（27.9×20㎝）
注記書名は、国府宮威徳院蔵本にある共紙表紙（原表紙カ）より。
題簽の書名は「国内神名帳　尾張国神名帳　異」。
内容尾張国内の式内、式外社を記した神名帳にはさまざまな伝本があるが、この資料は、国府宮威徳院蔵本の写本と、犬山針綱神社神主赤堀長門守蔵本の写本とが合冊されている。国府宮威徳院蔵本写本には、天王坊本との異同が朱字で、正徳年写本との異同は青字で記されている。
序・跋・奥書等威徳院蔵本末に「右一巻ハ国府宮社僧威徳院の蔵本也今年為見合寺社奉行所へ指出候付幸に為致書写先に写し置所の犬山針綱の神主所蔵之壱本と合巻いたし置もの也　　文政十三寅年十二月」。
針綱神社本の末尾に「右壱冊犬山針綱神主赤堀長門守所持之由二而指出候付為後鑑写置之」。
蔵書印等表紙に「文書課」の備品票。巻頭に「尾藩寺社官府蔵書」の印。
請求記号Ｗラ／Ａ１７４／ア５／４